警備員ブルース|人生の波止場から響くもの

警備員になろうかな、と思ったらまず読んでください。 実体験者が現場で出会った人間たちを、本音で語る警備員の実情。

警備員物語100

年度替わりに警備員の仕事がなくなる|春先の現場切れでまいった時の乗り切り方

投稿日:2026年3月30日 更新日:

年度替わりの時期になると、警備の仕事が、ふっと途絶えることがある。
これがなかなか、まいる ( ;∀;)。

3月の終わりまでは、道路工事やら建築現場やらで、なんだかんだ動いていた。ところが年度末を過ぎると、それまであった現場が急に消える。工事そのものが一区切りつくのだ。役所絡みの仕事も多いから、予算の切れ目と一緒に、こちらの仕事も切れてしまう。

「明日、仕事ありますか?」

朝でも前日でも、司令室に連絡を入れる。
すると返ってくるのは、たいていあっさりした一言だ。

「明日はないですね」

この「ないですね」が、地味にこたえる。
怒る相手がいるわけでもない。誰が悪いわけでもない。ただ仕事がない。それだけなのだが、働くつもりでいた気持ちの置き場がなくなる。

年度末・年度初めに警備の仕事が減るのはなぜか

警備員の仕事は、工事やイベントにくっついて動くことが多い。
つまり、元になる仕事が止まれば、こちらも止まる。

特に年度末は、工事の完了や予算の締めが重なる。
4月の頭は、次の案件が本格的に動き出すまでの谷間になりやすい。
現場がないのだから、警備も立てようがない。
イベント警備でも入れば少し違うが、いつも都合よくあるわけでもない。

だからこの時期は、本人にやる気があるとかないとか、そういう話ではない。
働く気があっても、仕事そのものがなければ、これはもうしょうがない。

有給休暇を使うのも現実的な対処法

こういう時期、有給休暇が残っている人は強い。
どうせ仕事が出るか出ないかわからないなら、最初から「休み」と決めてしまう手がある。
待機して空振りするより、まだ気持ちは楽だ。

もちろん、有給がそんなに残っていない人もいる。
私などは、休みが続くと収入のことがすぐ頭をよぎる。
一日休めば一日分減る。たかが一日、されど一日だ。

それでも、仕事がない日に無理に気を張っていてもしかたがない。
こういう時は、「今日は仕事を待つ日ではなく、別のことをやる日だ」と切り替えたほうがいい。

仕事がない日にやるべきことを見つける

ぽっかり空いた時間は、放っておくと気持ちまで緩んでしまう。
やる気が失せるのは自然なことだが、そのまま寝転んで一日終わると、あとで余計にむなしくなる。

こんな時こそ、普段できない課題をやるしかない。
履歴書を見直す。
ブログを書く。
求人情報を調べる。
道具を整理する。
散歩して頭を切り替える。
ほんの少しでも前に進むことをやる。

警備の仕事というのは、現場に出ている時だけが仕事ではないのかもしれない。
仕事がない日に、どう自分を立て直すか。そのへんにも、この仕事を続ける知恵がいる。

春先の仕事切れは、警備員にとって毎年の試練

年度替わりの時期、警備の仕事が薄くなる。
これはもう、ある種の季節ものだ。

毎年のことだと頭ではわかっていても、いざ「ない」と言われると、やはり気分は沈む。
だが、ここで腐ってもしかたがない。
現場が止まる時期があるなら、その間にできることをやる。
休める人は休む。
動ける人は次を探す。
ブログを書くのも、立派な一手だ。

春先の空白はたしかに痛い。
それでも、止まった時間をどう使うかで、その先は少し変わってくる。
警備員という仕事は、立っているだけに見えて、
案外こういうところで人間の地力が出るのかもしれない。

-警備員物語100

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再起プランナー。現在、現役警備員として働きながら、自らの再起を模索中!

元広告代理店勤め、フリーランスプランナーへ。店舗経営(DJバー)を経て、事業に失敗。

その後、地方ホテル支配人、配送、飲食、施設警備、交通誘導など、さまざまな現場仕事を経験する。

現在は交通誘導警備の現場に立ちながら、仕事の厳しさ、人間模様、収入、失敗談、そして現場で見つけた小さな希望を「警備員ブルース」に記録しています。

人生は、思いどおりにいかなくなってからも、続く。

失業した人、仕事に行くのがつらい人、60代からの働き方に迷っている人へ。成功者の上から目線では全くなく、現場で働く一人として、警備員という仕事の現実と、人生をもう一度立て直すためのヒントを届けます。

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現場仕事を「人生の再起の入口」に変える、再起プランナーとして発信しています。

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