60代の警備員という仕事がはじまった時、
「人生、終わったな」と思った。

数年前、様々な事情が重なり、50代最後の年に応募し、交通警備員になった。
朝早く起きて、制服やヘルメットを入れたリュックを担いで現場に向かう。

雨の日も風の日も。朝早く起きて。

日々、現場に行き、帰ることをつづけていくうちに、口癖がついてきた。

それは、「ああ行きたくない」「警備になんか行きたくない」。

現場に着くと、その日に編成される警備員の隊長に挨拶。
ああ、もはや皆自分より年下だ。工事作業員の監督も年下だったりする。


「とうとう、ここまで来てしまったのか」

と感じた。

警備の仕事に就くのは、今回が初めてではない。
20才の学生時代に一度、50代でまた一度、そして60代直前に今、三度目の警備の仕事です。

本当に警備員だけは、やりたくなかった!!

20代の頃の警備は、学業や生活費のための一時的な仕事という感覚でした。
大学を変え、引っ越しやら何やらを稼ぐための労働でした。
暮らしはまだ両親に頼っていたので、まだまだ余力のアルバイトでした。
けれど、年齢を重ねてからの警備は、少し意味が違ってきます。

できる仕事が少しずつ減っていく。
応募しても採用されない。
自営業にも挑戦したけれど、思うようにいかなかった。

そうして、最後に残った選択肢が警備でした。

だから、警備員という仕事を前にして、明るい気持ちだけで始めたわけではありません。
むしろ、「もう自分にはこの仕事しかないのか」と、悔しさや情けなさを感じたこともあります。

同じように、警備員の仕事を探している人の中には、前向きな転職というより、「他に選べる仕事が少なくなってきた」と感じている人もいるかもしれません。
その気持ちは、とても自然なものだと思います。

ただ、実際に警備の仕事に戻ってみると、見方も少し変わりました。

警備は、たしかに始めやすい仕事です。


特別な経験がなくても入り口があり、年齢を重ねても採用の可能性があります。
今の自分にとって、働ける場所があるというだけでも大きな意味があります。

一方で、何も考えずに惰性で続けてしまうと、毎日が同じように流れていきます。
収入は入る。
生活は何とか回る。
けれど、そのまま何年も過ぎると、別の仕事へ動く気力やタイミングを失ってしまうこともあります。

警備員になること自体を悲観する必要はありません。
ただし、「なぜ警備をするのか」は考えておいた方がいいです。

生活を立て直すためなのか。
借金や支払いを整理するためなのか。
本来やりたい仕事に向かう準備期間なのか。
それとも、警備業界で資格を取り、長く働く道を選ぶのか。

目的があるだけで、同じ警備の仕事でも意味が変わります。

警備は、人生をあきらめる仕事ではありません。

けれど、何も考えずに流されてしまうと、変化を起こしにくくなる仕事でもあります。

だから私は、これから警備員になる人には、できるだけ効率よく稼げる会社を選んでほしいと思っています。
そして、警備をしながらも、自分が本当にやりたい仕事や次の働き方を視野に入れておいてほしいです。

警備員になったから終わりではありません。
むしろ、今の自分に残された現実的な入口として、そこからどう動くかが大切なのだと思います。

警備員の仕事に将来性はある?不安な人へ

警備員の仕事を考えたとき、「この仕事を選んで大丈夫かな」と、
ちょっとばかり不安になることもあるのではないでしょうか? 

何かが不安、経済、立場、他人の目線。そして自分自身の納得できるかという疑念。
すでに警備員として働いている人も、これから警備会社を探す人も、
収入・将来・周りの目などが気になるのではないでしょうか。

ともあれ、警備員という仕事は社会に必要とされる仕事ではあります。
そして未経験から始められるという道もあります。

大切なのは、警備員という職種だけでひとくくりに判断せず、
「どんな会社で、どんな働き方をするか」まで見ることが大切です。

このブログでは、「警備員の仕事の現実的な見方」と、「前向きに働ける警備会社の選び方」
わたくしの経験値を元に、解説します。

警備員の仕事は、この先も前向きに続けられる?

警備員の仕事に不安を感じる人は、「仕事内容が自分に合うか」だけでなく、
「この先の働き方につながるのか」を気にしているはずです。
つまりは、人生の仕事になるか、そして、人生の生き方を、いつか考えるのです。

警備員は会社選びや働き方次第で、安定した収入を得ながら次の目標を考えられる仕事です。

一方で、なんとなく続けているだけでは、変化を感じにくくなることもあります。
だからこそ、最初から「どんな目的で警備員を選ぶのか」を考えておくと、働き方の見え方が変わります。

警備員は社会の安全を支える仕事

警備員は、施設・工事現場・商業施設・イベント会場などで、人や場所の安全を守る仕事です。

たとえば、商業施設での巡回や出入口の確認、工事現場での歩行者誘導、イベント会場での案内など、
働く場所によって役割は変わります。
どの現場でも共通しているのは、トラブルを未然に防ぎ、人が安心して過ごせる環境を支えることです。

外から見ると、警備員はただ立っているように見える場面もあるかもしれません。
しかし実際には、周囲を観察する力、状況に合わせて声をかける判断力、関係者と連携する姿勢が求められます。

「自分にもできるのかな」と不安になることもありますよね。
警備の仕事には研修があり、未経験から始める人もいます。
最初から完璧にできる必要はなく、現場で少しずつ覚えていく仕事と考えると、前向きに入りやすくなります。

不安を感じる理由は仕事内容より「働く環境」にある

警備員に不安を感じる理由の多くは、仕事そのものよりも、働く環境が見えにくいことにあります。

たとえば、勤務時間はどれくらいか、休みは取りやすいか、現場で困ったときに相談できるか、資格を取る支援はあるか。
こうした点がわからないままだと、「続けられるのかな」と感じやすくなります。

同じ警備員でも、会社によって教育体制や現場の雰囲気は違います。
短期の現場が多い会社もあれば、施設警備を中心に落ち着いて働ける会社もあります。
また、正社員登用や資格取得支援に力を入れている会社なら、ただ働くだけでなく、次の役割を目指す道も見えてきます。

警備員という名前だけで判断するのではなく、「どんな会社で働くか」を見ることが大切です。
不安がある人ほど、求人の条件だけでなく、研修内容やサポート体制まで確認しておくと安心材料になります。

警備員として働くメリットは何がある?

警備員の仕事には、未経験から始めやすいことや、年齢を問わず働ける可能性があることなど、現実的なメリットがあります。
特別な職歴に自信がない人でも、働きながら生活を整えたり、次の目標のために収入を作ったりできる点は大きな魅力です。

ただし、何も考えずに続けるのではなく、自分の目的に合わせて働き方を選ぶことが大切です。

未経験から始めやすく、年齢を問わず働ける道がある

警備員は、未経験から始める人が比較的多い仕事です。
入社後に研修を受けて、基本的なルールや現場での動き方を学んでから勤務に入るため、最初の一歩を踏み出しやすい職種のひとつといえます。

年齢面でも、若い人だけでなく、中高年から始める人もいます。
体力に自信がある人は交通誘導やイベント警備、落ち着いて働きたい人は施設警備など、現場の種類によって選び方を変えられるのも特徴です。

「今から新しい仕事を探しても採用されるのかな」と悩んでいる人にとって、警備員は現実的な選択肢になります。
すぐに華やかなキャリアが見える仕事ではないかもしれません。
それでも、収入を得ながら生活を立て直したい人、働くリズムを作りたい人には合う場合があります。

本来やりたい仕事がある人にとっても、警備員は通過点として考えられます。
生活費を稼ぎながら資格の勉強をする、転職活動を続ける、将来の準備資金を作る。
そうした目的があるなら、警備員として働く時間にも意味を持たせられます。

現場の種類によって働き方を選べる

警備員といっても、働き方はひとつではありません。
交通誘導、施設警備、雑踏警備、イベント警備など、現場によって仕事内容や負担は変わります。

交通誘導は屋外での勤務が多く、体力や集中力が必要になる場面があります。
一方で、工事現場や道路工事などで需要があり、勤務日数を増やして収入を作りたい人に合うこともあります。

施設警備は、商業施設やオフィスビル、病院、工場などでの勤務が中心です。
巡回、受付、出入管理、防犯カメラの確認など、落ち着いた環境で働ける現場もあります。
夜勤や長時間勤務がある場合もあるため、求人を見るときはシフトの内容まで確認しておきましょう。

イベント警備は、人が多く集まる場所で案内や誘導を行います。
人と接することが苦にならない人には向いていますが、混雑時の対応も必要です。

このように、警備員の働き方は現場によってかなり違います。
「警備員は自分に合わないかも」と決める前に、どの現場なら続けられそうかを見てみる価値があります。

自分に合いそうな働き方を知るには、複数の警備会社の求人を比べるのが近道です。
勤務時間や現場の種類、研修制度を見比べるだけでも、働くイメージが具体的になります。


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警備員の仕事で確認しておきたい注意点

警備員は始めやすい仕事ですが、誰にとっても同じように合うわけではありません。
収入、勤務時間、体力面、現場との相性を確認せずに選ぶと、思っていた働き方とズレを感じることがあります。

前向きに働くためには、良い面だけでなく、事前に見ておきたい点も整理しておきましょう。

収入や勤務時間は会社によって差が出る

警備員の収入や勤務時間は、会社や現場によって変わります。
日勤中心の仕事もあれば、夜勤や当務がある仕事もあります。
また、資格手当や隊長手当、交通費、残業の扱いなどによって、実際に受け取る金額の印象も変わります。

求人を見るときは、時給や日給だけで判断しないことが大切です。
月にどれくらい勤務できるのか、希望するシフトに入れるのか、休みはどのように決まるのかまで確認しましょう。

また、効率よく稼ぎたい人は、夜勤や資格手当のある現場を選ぶことで、収入を作りやすくなる場合があります。
ただし、生活リズムに無理が出る働き方を続けると、体調面に負担を感じることもあります。

「とにかく稼げればいい」と考えるより、自分の体力や生活に合うペースを見つけることが大切です。
本来やりたい仕事がある人なら、警備員として収入を得ながら、勉強や転職活動の時間を確保できるかも見ておきたいところです。

体力面が気になる人は現場選びが大切

警備員の仕事で不安になりやすいのが、体力面です。
屋外の現場では、暑さや寒さの影響を受けることがあります。
立ち仕事が多い現場では、足腰への負担を感じる人もいるでしょう。

ただ、すべての警備の仕事が同じ負担というわけではありません。
施設警備のように、巡回や受付、モニター確認などを組み合わせる現場もあります。
もちろん施設警備にも勤務時間や夜勤の負担はありますが、屋外中心の仕事とは違う働き方になります。

体力に不安がある人は、応募前に仕事内容を具体的に確認してください。
「立ちっぱなしなのか」「巡回はどれくらいあるのか」「休憩はどのように取れるのか」などを見ておくと、入社後のギャップを減らせます。

また、年齢を重ねて長く働きたい人は、資格取得や現場管理、教育担当など、体力だけに頼らない働き方を考えることも大切です。
警備会社によっては、経験を積んだ人が隊長や指導側に回るケースもあります。

今だけでなく、数年後の働き方まで見て会社を選ぶと、警備員としての時間を前向きに使いやすくなります。

前向きに働ける警備会社を選ぶには?

警備員の仕事を良い選択にできるかどうかは、会社選びに大きく左右されます。
同じ警備業でも、研修が丁寧な会社、資格取得を支援している会社、相談しやすい担当者がいる会社など、環境はさまざまです。

「どこでも同じ」と考えず、自分が続けられる条件を見ながら選びましょう。

研修・資格支援・相談体制を見ておく

未経験から警備員になるなら、研修体制は必ず見ておきたいポイントです。
基本的な法定研修だけでなく、現場に入った後のフォローがあるか、困ったときに誰へ相談できるかまで確認すると安心です。

警備の仕事では、現場ごとのルールや動き方を覚える必要があります。
最初からすべてを理解するのは難しいため、質問しやすい環境があるかどうかは大切です。

資格支援も確認しておきましょう。
警備業務に関する資格を取ることで、担当できる仕事が広がったり、手当につながったりする場合があります。
資格を取ればすべてが変わるわけではありませんが、ただ勤務を重ねるだけでなく、自分の強みを作るきっかけになります。

また、現場での人間関係や勤務の悩みを相談できる担当者がいるかも重要です。
働き始めてから合わない部分が出てきたとき、相談できる会社なら、現場変更や勤務調整の話もしやすくなります。

求人情報だけではわからない部分もあるため、面接時に「未経験者へのフォローはありますか」「資格取得の支援はありますか」と聞いてみるのもよいでしょう。

求人を見るときは条件だけでなく続けやすさも確認する

求人を見るときは、給与や勤務地だけに目が行きがちです。
もちろん収入は大切ですが、長く働くなら続けやすさも同じくらい重要になります。

たとえば、通勤時間が長すぎないか、希望休の相談ができるか、夜勤の回数は自分に合っているか。
こうした条件が合わないと、最初は頑張れても、少しずつ負担を感じることがあります。

また、警備員を「本来やりたい仕事までの準備期間」と考える人は、時間の使い方も確認してください。
資格の勉強をしたい人、別の仕事を探したい人、家族との時間を大切にしたい人にとって、シフトの組み方は大きな判断材料になります。

なんとなく働き続けると、毎日の流れに慣れてしまい、変化を起こすタイミングを逃すことがあります。
だからこそ、最初に目的を決めておくことが大切です。

「生活を安定させたい」
「資格を取りたい」
「次の転職までに貯金したい」
「警備業界で正社員を目指したい」

目的がはっきりすると、選ぶ会社も変わります。
求人を比較するときは、今の条件だけでなく、半年後・1年後にどうなっていたいかも考えてみてください。

警備員として新しい一歩を踏み出すために

警備員の仕事は、未経験から始められる現実的な選択肢です。
ただし、前向きに働くには、自分に合う現場と会社を選ぶことが欠かせません。

「警備員になるかどうか」だけで悩むより、「どんな会社なら自分の目的に合うか」を見ていくと、次の一歩が見えやすくなります。

向いている人・慎重に考えたい人

警備員の仕事は、落ち着いてコツコツ働きたい人や、社会に必要な仕事で収入を得たい人に向いています。
一方で、働き方の目的がないまま始めると、後から迷いが出ることもあります。

向いている人は、次のような人です。

慎重に考えたい人は、次のような人です。

警備員が合うかどうかは、人によって違います。
ただ、会社や現場をきちんと選べば、生活を安定させる仕事にも、次の目標へ向かうための土台にもなります。

不安なまま悩むより、まずは会社を比較してみる

警備員の仕事に不安があるなら、頭の中だけで考え続けるより、実際の求人を見比べてみることが大切です。

求人を見ると、勤務時間、給与、現場の種類、研修制度、資格支援、正社員登用の有無などが少しずつ見えてきます。
比べてみることで、「この働き方ならできそう」「この条件は自分には合わないかも」と判断しやすくなります。

警備員という仕事は、ただの妥協ではなく、選び方次第で前向きな一歩になります。
生活を安定させたい人にとっても、本来やりたい仕事へ進む準備をしたい人にとっても、働き方を工夫できる余地があります。

大切なのは、なんとなく応募するのではなく、自分の目的に合う会社を選ぶことです。
研修があるか、希望する勤務ができるか、将来につながる制度があるか。
このあたりを見ておくと、入社後の不安を減らせます。

今の状況を変えたいと思っているなら、まずは複数の警備会社を比較してみてください。
条件を見比べるだけでも、自分に合う働き方が少しずつ見えてきます。

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警備員の仕事は、人生をあきらめる選択ではありません。
むしろ、今の生活を整えたり、将来のために収入を作ったり、自分に合う働き方を見つけたりするきっかけになります。

もちろん、すべての会社が同じではありません。
だからこそ、求人をよく見て、研修やサポート体制まで確認することが大切です。

不安を感じている今は、仕事選びを見直す良いタイミングかもしれません。
警備員として安定して働く道も、本来やりたい仕事へ進むための準備期間にする道もあります。
自分の目的に合う警備会社を探しながら、前向きな一歩を選んでいきましょう。


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