警備員ブルース|人生の波止場から響くもの

警備員になろうかな、と思ったらまず読んでください。 実体験者が現場で出会った人間たちを、本音で語る警備員の実情。

警備員物語100

警備員は立ってるだけじゃない|実は気を抜けない現場の一日

投稿日:2026年3月28日 更新日:

警備員の仕事というと、世間ではいまだに「立ってるだけ」「ラクそう」「誰でもできそう」と思われがちだ。
たしかに、見た目だけなら、道路脇や工事現場でじっと立っているように見えるかもしれない。

だが、実際に現場に入ってみるとわかる。
警備員の仕事は、ただ立っているだけではない。周囲の状況を見ながら、車、人、自転車、工事の進み具合、作業員の動きまで、ずっと神経を張っている。
気を抜いた一瞬が、事故やトラブルにつながることもある。だからこそ、単純そうに見えて、実はかなり消耗する仕事なのだ。

警備員の仕事は「立つ」ことではなく「見る」こと

警備員の本当の仕事は、立つことではない。
見ること、気づくこと、先回りすることだ。

たとえば車両誘導の現場では、車が来たから合図するだけでは遅い。
その前に、歩行者はどこにいるか、自転車がスピードを出していないか、工事車両はいつ動くか、
作業員は何をしようとしているかを、頭の中で同時に整理しておく必要がある。

つまり警備員は、現場の空気を読み続ける仕事でもある。
何も起きていないように見える時間ほど、実は気を抜けない。

工事現場の警備員が神経を使うポイント

工事現場の警備は、毎日同じようでいて、毎日違う。
道路幅、通行人の多さ、近くの学校や保育園、住宅街かオフィス街かによって、注意点は変わる。

朝の通勤時間は、自転車が多い。
昼は高齢者や買い物客が多い。
夕方は子どもや帰宅ラッシュで、また空気が変わる。

しかも現場によっては、作業の進み具合で誘導位置が変わったり、急にダンプが出入りしたりする。
そのつど判断し、声を出し、手を上げ、安全を確保する。
これを一日続けるのは、見た目以上に集中力のいる仕事だ。

警備員が疲れるのは肉体よりも「緊張感」

警備員の疲れは、足腰の疲れだけではない。
むしろ大きいのは、ずっと気を張っていることによる神経の疲れだと思う。

炎天下でも寒風でも、立つ。
雨の日でも、周囲は滑りやすくなるから余計に神経を使う。
さらに通行人に気を配り、作業員に気を配り、車の流れにも気を配る。
誰かに褒められることは少ないが、何も起こさないことが仕事の成果になる。

だから家に帰るころには、ただ立っていただけのはずなのに、どっと疲れる。
これは実際にやった人間にしかわからない警備員のリアルだ。

警備員は「事故を起こさせない」裏方の仕事

警備員の役割は目立たない。
しかし、いなくなると現場はかなり危うくなる。

歩行者に一声かける。
車を一台止める。
自転車に徐行を促す。
たったそれだけのことでも、事故を防ぐ意味は大きい。

警備員は派手ではない。
だが、現場を陰で支える裏方として、確かに必要とされている。
「立ってるだけ」と軽く見られても、こちらは一日じゅう、無事に終わるよう神経を張っているのである。

警備員の仕事は、想像以上に責任が重い

警備の仕事は、未経験から始める人も多い。
だが、始めてみるとすぐわかる。
これは決して、気楽に時間をつぶすだけの仕事ではない。

責任はある。
集中力も要る。
体力も要る。
そして何より、人の安全を預かる意識が要る。

そう考えると、警備員という仕事はもっと正当に見られていい。
地味だが、社会の足元を支えている。
そんな仕事だと思う。

警備員の仕事に興味がある人へ

もし今、
「すぐ働きたい」
「年齢に不安がある」
「未経験でも始められる仕事を探している」
そんな思いがあるなら、警備の仕事は現実的な選択肢のひとつだ。

実際、警備業界は未経験歓迎の求人も多く、研修制度がある会社も少なくない。
働き方も、日勤、夜勤、週数日から相談できる場合がある。
自分の生活を立て直す入口として、警備は意外に悪くない。

警備員求人を探すなら、条件のいい案件をまとめて見られる求人サイトを早めにチェックしておくのがおすすめです。
勤務地、日払いの有無、交通費支給、研修手当などを比べながら、自分に合う現場を見つけてみてください。

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再起プランナー。現在、現役警備員として働きながら、自らの再起を模索中!

元広告代理店勤め、フリーランスプランナーへ。店舗経営(DJバー)を経て、事業に失敗。

その後、地方ホテル支配人、配送、飲食、施設警備、交通誘導など、さまざまな現場仕事を経験する。

現在は交通誘導警備の現場に立ちながら、仕事の厳しさ、人間模様、収入、失敗談、そして現場で見つけた小さな希望を「警備員ブルース」に記録しています。

人生は、思いどおりにいかなくなってからも、続く。

失業した人、仕事に行くのがつらい人、60代からの働き方に迷っている人へ。成功者の上から目線では全くなく、現場で働く一人として、警備員という仕事の現実と、人生をもう一度立て直すためのヒントを届けます。

失敗しても、人生はそこで終わらない。
現場仕事を「人生の再起の入口」に変える、再起プランナーとして発信しています。

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