弱気の時の速攻解決法は、全身筋肉へのパワー全開!高見盛のロボコップ法を見習え!

スポーツ選手が試合前に、ものすごい形相で、両手の拳を握り、気合を入れている姿を見たときはないだろか?

それは、各選手が自分自身の潜在能力を、肉体に全力の負荷をかけることによって引き出している一つのハイパワーメソッドなのです。

つまりは、肉体から自分自身の潜在意識に働きかけ、心身全部の能力を引き出しているのです。

運動選手のハイパワーメソッドを、あなたの日常の中でも即効的に自分自身の行動力を上げることが必ずできます!

まずは、運動選手からの事例を見てみます。

オリンピック、サッカーのワールドカップ、思い起こせば、様々な場面で、司会開始前の「気合」といえるべきセレモニーが思い浮かびます。

スポーツに限らず、各場面で活躍するアスリートやプロフェッショナルの表出する力を倍増させているのが、試合前の「気合」なのです。

特筆すべきなのが昨年日本で開催されたラグビーのワールドカップ。

どこの国のチームも試合開始前のセレモニーはすごかった。

ニュージーランドのオールブラックスの「ハカ(Haka)」の凄み

今ではラグビーの代名詞ともいえるニュージーランドのオールブラックスの試合前の踊り「ハカ(Haka)」の凄みにかなうものはないといえるだろう。

「がんばって、がんばって、ゴー!」と聞こえる言葉は、ニュージーランド先住民族のマオリ語であり、

言葉は「Ka mate(私は死ぬ)」を意味している。

そこまでの決意をして試合に臨むときに、彼らが相対しているのは、決して相手のチームや選手ではない。自分自身に潜在する力を十二分に発揮するために自分に対して、鼓舞しているのだ。

だかれこそ、彼らがテストマッチの前に踊るハカは一度観ただけで、その勇ましさと迫力で記憶に残る。つまりそれは、見ている観客自体の潜在能力に訴えかけるのです。

ワールドカップ以外、なかなか日の目を見ないラグビーというスポーツは、実は、自分の肉体、精神をギリギリまで追いつめて相手チームと戦い昇華される、神がかり的な、あるいは生と死の境界線を彷彿させるスポーツといっていいだろう。

大相撲の高見盛のロボコップには意味がある

生と死の境界線といえば、日本の武士道を思わせるが、古来からつづくスポーツを超えた武道「相撲」の世界にも、肉体と精神のギリギリ肉薄したパフォーマンスを駆使した力士がいる。それが、元小結の高見盛だ。

大相撲の高見盛の強さの秘密は、仕切り前の肩を怒らせ、うっうっ、という雄叫びと共に両拳を上下する仕草や、ゴリラやロボットのように顔や胸を叩くジェスチャーが、はた目からはユーモラスな「気合入れ」に見え、多くのファンの人気を集めた。

それは実は、観客が「ただ面白い」という感覚から飛び越え、「気合い」という生死を超えた生命力の可能性を肌で感じ取っていたのである。そして、そのあとに展開される肉体をかけた勝負、まさに大相撲への展開への期待へと高まる。

つまりは、生命力が力士と観客の潜在意識を覚醒させるために、通常の静かな立ち合いとは違う、心身を交錯さえた感動が、土俵を新たな生命力で満たしたのである。

ロボコップともいわれた力士の高見盛だが、まさに、映画「ロボコップ」のように、ロボットのような無機質の中に、「人間=ヒューマン」の生命力を躍動させて観客の心をつかんだように、もはやロボットの仕草の域を超えた、先述のオールブラックスの「HAKA」の不可思議な仕草と同様に、生死の域を超えた勇気を醸成させたのである。

プロの人気ミュージシャンにもある、身体能力を発揮させる動作

日本において最も多くのファンをつかみ、身体的で、気合を入れたミュージシャンの代表としては、はやり矢沢永吉が筆頭に挙げられるのではないだろうか。

唸るような掛け声と、日本で最も早くはじめたマイクスタンドをけ飛ばすパフォーマンス。すべてが、身体的であり、ある種のセレモニー的な要素を持っている。

単独のロックアーティストとしての矢沢永吉の影響は大きい。

その後のミュージシャンもステージに入る前に、バンドのメンバーとガッツポーズや雄たけびをあげる。

一般人、凡人である私たちが、日常の中で静かに出来ることは、全身の筋肉を奮い立たせることである。

では全くの凡人で、サラリーマンや勤め人であるあなたはどうすればいいのか。

例えば試験、テスト、面接、打ち合わせ、いろんな場面があるだろう。

もしもあなたが、今日やる気がなくて、しょぼくれていて、しかし、仕事に行かねばならない。

一人で目の前の難問に立ち向かい君は、自分で自分をふるい立たせるしかない。

今、大勢の前で大声を出すわけにはいかない。

けれど、できることがある。

一人静かに、拳を握り、全身に力を入れて、フル経たせるのだ。

もしも公衆トイレの奥の扉が開いているならば、そこでよし。

電車のつり革につかまったって、車を降りて、空に向かってもいいだろう。

全身の力をみなぎらせるのだ。

今、声を荒げるわけにはいかない。けれど、スーツの下の筋肉に力を籠め、大空を、あるいは矢沢永吉の東京武道館を、高見盛の土俵を、オールブラックスのHAKAを、いや、女性にだって違った場面があるだろう。ともあれ、自分が立ち向かうべき場面を大海原のように想定し、そこに向かう自分を奮い立たせるのだ。

ともあれ、一番簡単なのが、拳を握り、全身に力を入れ、

イチ、ニ、サン、シ、と10まで数えるのだ。

もはや、君は東京ドームクラスの人生のステージに立っていると決め込む。

そして、次の、舞台へ飛び込むのだ。

今、考え込むことはない、やることはやった、それ以上の知識も知恵もいらない。

自分の持っている力を発揮するだけの決意と勇気と情熱があればいいのだ。

そして、言葉に出さなくてもいい。

「自分は出来る」「やれる」と頭の中で文字を描き、頭の中で叫んでみよう。

これをやれば必ず、あなたは、やる気を取り戻せるはずだ。

まとめ

言葉による潜在意識の覚醒、というメソッドはありますが、ここで述べているのは、肉体による潜在能力の覚醒、それからの潜在意識の覚醒、というある種逆算式で述べています。

同じように、考える前にノートに書く、行動する前に声に出す。

肉体に働きかける、ということは、自分が今ここに存在する、という普通のようで意外な新たな発見になったりします。

まずは、やってみようじゃないですか。
どうせしょんぼりしてるんだし、しょんぼりしつづけるのも疲れるし。

さあ、拳を握れ、燃えろ、燃え上がれ!

昨日の自分との勝負にちょっとばかりでも、勝てばいい!

高見盛 精彦(たかみさかり せいけん、1976年5月12日 – )は、青森県北津軽郡板柳町福野田常盤出身で東関部屋所属の元大相撲力士。アマチュア相撲出身。本名は加藤 精彦(かとう せいけん)、愛称はカトちゃん、たかみー、角界のロボコップ。身長188cm、体重145kg、血液型はO型。得意手は右四つ、寄り。最高位は東小結(2002年9月場所、2003年11月場所)。現在は年寄・東関として同部屋の師匠を務めている。

現役時代は角界屈指の人気力士であり、取組に多数の懸賞金がかけられ、多数のテレビCMに出演していた。

高見盛精彦 – Wikipedia


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