また一つ、昭和的な名店が消えてゆく。ああ。
神保町の丼系老舗「いもや」が、3月31日をもって閉店するそうだ。
創業が1959年。それから、神保町界隈の「飢えた奴ら」の見方として、ひたすら「美味い天丼」、「とんかつ」を非常に安価で提供しつづけてきてくれた。
筆者は特に、勤め人の頃、神保町界隈のクライアントとの打ち合わせの帰りに、よくよく立ち寄ったものだ。
よく行ったのは、「とんかつ いもや二丁目店」。入口に入ると皆静かにカウンターでとんかつを食らっている。そして、入口から壁沿いにつづく木製のベンチにすわり、カウンターの席があくのをじっと待つ。
この、待ち、の時間が楽しかった。
1990年前後、よく通ったが、あの頃は確か、とんかつ定食が600円ぐらいであったか。注文すると、さらに大きな「かつ」が盛られてきて、ドバーっとソースをかけて食すのだ。味噌汁は、しじみ汁。ずるりとやりながら、ガブリとかつにかぶりつき、めしをばくっと頬張り、またもや、しじみ汁をずるり。
ともあれ、あとがない!
店が閉まってしまう前に、さあ、神保町の「いもや」へGOだぜ!
情報元:Jタウンネット、にこにこニュース
食べろぐ(天ぷら いもや)
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