フェイクニュースの見分け方


昨今、ネットやマスメディアでも話題のフェイクニュースに関する本が新書で発売されています。

とくに、最近では大相撲の暴力問題が、さまざまな局面から各メディアで放送されています。

しかし、

一見もっともらしいニュースや論評には、フェイク=虚偽の情報が大量に含まれているらしい!

本書では、

真偽を見抜くには何をすべきか、ということが明確に書かれています。

例えば、以下のポイントです。

「オピニオンは捨てよ」
「主語のない文章は疑え」
「空間軸と時間軸を拡げて見よ」
「ステレオタイプの物語は要警戒」
「アマゾンの有効な活用法」
「妄想癖・虚言癖の特徴とは」

これらの視点を中心に、以下の要点が述べられています。

●95%の公開情報を分析することで5%の独自情報が意味を持つ
●事実の提示のないオピニオンは無視してよい
●「代理話者」が登場した時は、事実が弱いことが多い
●政権と報道は緊張状態にあるのが当たり前
●現在の主流メディアは「自己検閲」という病気にかかっている
●「何を書いているか」と同様に「何を書いていないか」に着目すべき
●ウソではないが本当でもない記事がある
●メディアは「わからない」と言いたがらない
●実在する人間を「完全な善人」または「完全な悪人」であるかのように見せる表現は、現実から離れている
●正反対の立場の記事、書籍に目を通すことが重要
●世の中には一定数「妄想」を広めようという人がいる
●陰謀論には「ほんの少しの事実と大量の空想」がブレンドされている
●相手がいかに断言しても事実の根拠がなければ無視する

全7章ごとに「まとめ」を配置し、
騙されないための48ポイントが一目瞭然とのこと!! !

著者である、烏賀陽 弘道氏は、新聞、雑誌、ネットとあらゆるフィールドの第一線で記者として活躍してきた。その具体的かつ実践的なノウハウを、一冊の本で伝授します。

今後益々メディアが混沌とする中、知識人を目指す方のみならず、

一般の生活者も、是非、一度は読みたい一冊ですね!

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