警備員ブルース日誌

警備員になるなら施設警備と交通誘導どっち?働きやすさ・向いている人を比較

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警備員の仕事を探している人が、最初に迷いやすいのが
「施設警備と交通誘導、結局どっちが楽なのか?」
という問題です。

警備の求人を見ていると、どちらもよく出てきます。
未経験者向けの募集も多いため、これから警備の仕事を始めたい人ほど悩むところでしょう。

私は、施設警備も交通誘導も、どちらも経験しました。
その上で言うと、「どちらが絶対に楽」と一概には言えません。
ただし、楽に感じるポイントと、きつく感じるポイントはかなり違います。

この記事では、施設警備と交通誘導の違いを、仕事内容・体力面・人間関係・向いている人まで含めて比較します。
自分に合わない仕事を選ぶと長続きしません。だからこそ、求人選びの前に違いを知っておくのが大事です。

いかに比較表を記しておきます。

交通誘導警備と施設警備の比較表

比較項目交通誘導警備施設警備
主な勤務場所工事現場、道路、建築現場、駐車場など屋外中心ビル、商業施設、学校、病院、マンション、物流施設など
主な仕事内容車両誘導、歩行者対応、片側交互通行、安全確保受付、出入管理、巡回、監視、立哨、防災センター業務
体力的なきつさ高め。暑さ寒さ、雨風の影響を受けやすい中程度。屋内が多いが、巡回や長時間勤務はある
精神的なきつさ通行人やドライバー対応で神経を使う閉じた人間関係、長時間拘束、接客対応で疲れることがある
天候の影響かなり受ける比較的少ない
危険度車両事故などのリスクがある緊急対応はあるが、交通誘導よりは直接的危険は少なめ
勤務時間日勤中心が多い。現場により早上がりもある夜勤、当務、長時間拘束が多い現場もある
現場の変化現場が変わることが多い同じ施設で継続勤務しやすい
人間関係固定されにくい固定されやすい
覚えること現場ごとの状況判断が必要施設ルール、受付対応、設備対応など覚えることが多い
向いている人外仕事が苦でなく、変化のある仕事が好きな人落ち着いた環境で働きたい人、丁寧な対応ができる人
楽に感じやすい点仕事が比較的わかりやすい、現場が変わる屋内中心、天候の影響が少ない、安定しやすい
きつく感じやすい点猛暑、寒さ、雨、クレーム対応長時間拘束、人間関係、眠気との戦い

体力面では施設警備が比較的楽なことが多く、精神面では交通誘導のほうが気楽に感じる人もいます。どちらが合うかは、性格と働き方の好みによります。

施設警備の仕事内容とは

施設警備は、ビル・商業施設・学校・病院・マンション・物流施設など、
決まった建物や敷地の安全を守る仕事です。

主な業務は以下のようなものです。

受付・出入管理

来訪者や業者の受付をしたり、関係者の出入りを確認したりします。
施設によっては、言葉遣いや身だしなみも重視されます。

巡回

館内や敷地内を歩いて回り、異常がないかを確認します。
火の元、施錠、設備異常、不審者の有無などを見る仕事です。

監視業務

防災センターや管理室でモニターを見たり、警報対応をしたりします。
座っている時間もありますが、緊張感はあります。

立哨

入口や所定位置に立って、警戒や案内を行います。
見た目よりも、立ちっぱなしで足に来ることもあります。

交通誘導の仕事内容とは

交通誘導は、工事現場・道路工事・建築現場・駐車場などで、
車両や歩行者を安全に誘導する仕事です。

車両誘導

工事車両を出入りさせたり、一般車両を止めたり流したりします。
タイミングを間違えると危険なので、意外に気を使います。

歩行者対応

通行人に声をかけ、安全な通路へ案内します。
ベビーカー、高齢者、自転車、急いでいる人など、相手によって対応を変える必要があります。

片側交互通行

道路工事などで、片側ずつ車を通す業務です。
相棒との連携が重要で、判断力も求められます。

現場ごとの対応

交通誘導は毎日同じ場所とは限りません。
現場が変われば、やり方も周辺環境も違うため、慣れるまでは疲れます。

施設警備のほうが楽に感じる点

一般的には、施設警備のほうが楽そうというイメージを持たれやすいです。
実際、その通りの部分もあります。

天候の影響を受けにくい

屋内勤務が多いため、雨・風・猛暑・極寒のダメージが比較的少ないです。
これはかなり大きい差です。
交通誘導を経験すると、天候に左右されないありがたさがよくわかります。

現場が固定されやすい

同じ施設に入ることが多いため、場所やルールを覚えれば仕事が安定しやすいです。
毎回ゼロから周辺状況を把握する必要が少ないのは楽です。

体力消耗が比較的少ない場合がある

もちろん巡回や立哨はありますが、
炎天下や道路脇で長時間立つ交通誘導に比べれば、身体への負担は軽い現場もあります。

施設警備のきついところ

ただし、施設警備も決して“ぬるい仕事”ではありません。

時間が長い

施設警備は24時間勤務や長時間勤務がある現場も多いです。
「座れるから楽」と思って入ると、拘束時間の長さに驚く人もいます。

人間関係が濃い

同じメンバー、同じ施設で回すことが多いので、
合わない人がいると逃げ場が少ないです。
交通誘導より、職場の空気が固定化しやすい面があります。

接客要素がある

施設によっては、来訪者対応や館内案内も多く、
無愛想では務まりません。
「人と話すのが苦手」という人には、案外しんどいことがあります。

交通誘導のほうが楽に感じる点

一方で、交通誘導のほうが向いている人もいます。

仕事が比較的シンプル

現場によりますが、基本は
「止める・流す・案内する」
という明快な業務です。
施設警備のような受付・記録・モニター監視・細かなルール対応が苦手な人には、交通誘導のほうがわかりやすいです。

人間関係が固定されにくい

現場が日ごとに変わることも多いため、
嫌な現場や嫌な相手がいても、ずっと続くとは限りません。
これは精神的には助かることがあります。

早く終わる現場もある

工事の進み具合によっては、早上がりになることもあります。
日給保証の会社なら、これを“得”に感じる人もいます。

交通誘導のきついところ

交通誘導の大変さは、やはり現場の厳しさです。

天候が直撃する

夏の暑さ、冬の寒さ、雨、風。
これがそのまま体に来ます。
特に真夏と雨の日は、想像以上にきついです。

通行人や車に気を使う

交通誘導は、相手が一般の通行人やドライバーです。
急いでいる人、無愛想な人、理不尽な文句を言う人に当たることもあります。
神経を使う仕事です。

常に危険がある

車が相手なので、判断ミスが事故につながります。
ぼんやりしてできる仕事ではありません。
単純そうに見えて、実はかなり集中力が必要です。

施設警備と交通誘導、結局どっちが楽なのか

結論から言うと、こうです。

体力面では施設警備が楽なことが多い

天候の影響が少なく、屋内中心の現場なら、
交通誘導より身体はかなり楽です。

精神面では交通誘導が楽な人もいる

施設警備は閉じた人間関係や長時間拘束がきついことがあります。
その点、交通誘導は現場が変わるぶん、気持ちを切り替えやすい人もいます。

楽かどうかは「向き不向き」が大きい

  • 落ち着いた環境で働きたい人 → 施設警備向き
  • 多少外仕事でも、変化があるほうがいい人 → 交通誘導向き
  • 接客や受付が苦手 → 交通誘導寄り
  • 暑さ寒さが苦手 → 施設警備寄り

つまり、
「どっちが楽か」ではなく、「自分に合うのはどっちか」
で考えたほうが失敗しにくいです。

求人選びで失敗しないためのポイント

警備の仕事は、会社と現場でかなり差があります。
同じ「施設警備」「交通誘導」でも、働きやすさは別物です。

勤務時間を必ず確認する

施設警備は長時間勤務が多い場合があります。
交通誘導は日勤中心でも、集合時間が早いことがあります。
まずは拘束時間を見てください。

現場の場所と通勤を確認する

交通誘導は現場が遠いと、それだけで疲れます。
施設警備も夜勤明けの通勤が長いとこたえます。

日給・月給だけで決めない

数字だけ良くても、現場環境が悪いと続きません。
教育体制、隊員の雰囲気、シフトの融通も大事です。

未経験歓迎でも中身を見る

「未経験歓迎」と書いてあっても、実際には放り込むだけの会社もあります。
研修やフォローがあるか、応募前に確認したいところです。

自分に合う警備会社を選んだほうが長続きする

私自身、施設警備も交通誘導も経験して思うのは、
職種の違い以上に、会社と現場の当たり外れが大きい
ということです。

同じ交通誘導でも、やりやすい現場はあります。
同じ施設警備でも、人間関係が重い現場はあります。
つまり、職種名だけで決めると失敗しやすいのです。

「少しでもマシな環境で働きたい」
「未経験でも始めやすい会社を探したい」
「今の現場より条件のいい求人を見てみたい」

そう思うなら、警備求人を一度まとめて比較してみるのがおすすめです。

交通誘導警備と施設警備、どっちが向いている?


こんな人に向く
向いている仕事
暑さ寒さにある程度強い交通誘導警備
毎日同じ場所より変化がほしい交通誘導警備
屋内で落ち着いて働きたい施設警備
接客や受付対応が苦ではない施設警備
人間関係が固定されるのが苦手交通誘導警備
天候に左右される仕事が苦手施設警備

警備の求人は、まず比較してから決めたほうがいい

施設警備が向いている人もいれば、交通誘導のほうが合う人もいます。
大事なのは、思い込みで決めず、求人を比較して選ぶことです。

今の警備会社に不満がある人も、これから警備を始めたい人も、
まずは条件のいい求人を見て、選択肢を持っておくことが大切です。

未経験歓迎、シニア歓迎、日払い対応、交通費支給、資格取得支援ありなど、
警備業界は会社によってかなり条件が違います。

自分に合う現場に出会えるだけで、仕事のしんどさは変わります。
無理に合わない職種を続けるより、合う求人を探したほうが早いです。

警備員求人をまとめて見たい方は、こちらの求人ページから比較してみてください。
施設警備・交通誘導の両方を見比べて、自分に合う働き方を探すのがおすすめです。

-警備員ブルース日誌

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