佐川急便の募集が顕著になってきており、「佐川は本当に稼げるの?」という疑問の声をよく聞きます。かつては稼げる仕事の筆頭として上げられていた佐川急便は本当に稼げるのだろうか。
ここでは、佐川急便の仕事の経験のある方数名から聴いた実体験談を元に、佐川急便で働く時の実態、金額、成果などを報告いたします。
目次
- 1 佐川急便の委託(サポート)ドライバーは本気で働けば、確実に稼げます!月収50万円も夢ではない。
- 2 佐川急便の宅配ドライバー・サポーターには仕事がどんどん増加中!
- 3 佐川急便の業務委託のオープンな募集条件は本当か?
- 4 佐川急便で業務委託のドライバーが月50万円稼ぐ条件
- 5 佐川急便のズブの素人の新人とベテランでは、給与も時間も雲泥の差
- 6 佐川急便業務委託の実際の手取りはどのくらいになるのか
- 7 佐川急便で覚悟すべきは長時間労働に絶えられる体力と健康維持と図太いメンタル
- 8 結論 佐川急便で健全に稼ぐなら、働き方の選択肢を知ろう!
- 9 佐川急便の業務委託は自営業です、最低限の開業資金が必要です
- 10 夢と本気あれば新人でも佐川急便で稼げます
- 11 50万円を稼ぐ具体的な方法を見ていきましょう。
- 12 まとめ
佐川急便の委託(サポート)ドライバーは本気で働けば、確実に稼げます!月収50万円も夢ではない。
社員希望ではなく、あくまで自由に働きたい、独立した方のための自営業として佐川急便を説明します。
かつては、佐川のドライバーで年収1千万円も珍しくない、といわれていましたが、今現在はそこまでの収入を経ているドライバーはあまりいないと思われます。
ですが、それに近い収入を得ているドライバーもいることは確かです。
これはあくまで一般社員のセールスドライバーについてですが。委託のドライバーでも実際に月収30万円前後は稼いでおり、40万円~50万円ほどを稼いでいる人は結構います。
佐川急便の業務委託=サポーターは自営業。フリーランスの人間に30万円の収入は手堅い
30万円という額が多いか少ないか、というところが分かれ目になりますが、一般のアルバイトやサラリーマンでも、月30万円の収入となるとある程度の好調な企業に所属するか、あるいはある程度キツイ3K系の仕事をやるか以外、なかなか達成できる金額ではありません。
もし、あなたがすでに独立し、自営業をはじめ、あるいは起業して業績が好調で、月30万円以上の収入が見込めるようでしたら、佐川急便はおすすめしません。
なぜなら、佐川急便で稼ぐためには、それなりに労力と時間を要します。
しかし、まだ見込みが立たない。これから事業を立ち上げるための資金が必要だ、という方には一定の期間佐川急便で働くことも、資金確保の一つの確実な手段ではあります。
さらに頑張り次第で、50万円稼ぐのも夢ではありません。
佐川急便の宅配ドライバー・サポーターには仕事がどんどん増加中!
佐川急便では頑張れば稼げるのはまず確かな事実です。なぜなら、仕事量が半端なく増えて、止まる気配は全くないからです。
また佐川急便側としても、一人あたり月30万円以上は最低稼いでもらいたい、という事情も抱えています。なぜなら、誰もが察しのとおり、アマゾンを筆頭に、アスクル、ヤマダ電機、ヨドバシカメラ、ビックカメラ、他、多くの量販店や物販の企業が通販に力をいれているために、荷物の数が急速に増え、さらに増え続けることが予想されます。
つまり売り上げは確実に増えることが約束されているのです。そこに不可欠なのが、荷物を運ぶドライバーなのです。
佐川急便では、社員としてのセールスドライバーの募集にも日々力を入れていますが、それでも人員が足りません。また、社員のドライバーが一人立ちするには1~3ヶ月程度の時間がかかります。
そのため、ある程度フレキシブルに稼動できる業務委託のドライバーを必要としているわけです。
佐川急便の業務委託のオープンな募集条件は本当か?
最初からはっきりいいます!全部が本当で事実です!
佐川急便の業務委託の募集要項には、下記のような非常に自由でオープンな内容が記載されています。
●20~50代、若年・シニア層まで多数活躍!
●平日のみ、土日のみ、サイドビジネスも可!
●荷物をお届けするだけの完全出来高制!
●稼ぎたい時に稼げて、やった分だけ収入になるので、
●働き方・収入はあなた次第!
●<ワーク><ライフ>を自分でデザインできます。
佐川急便で働くことは、全部自分次第で、稼げる可能性は大!です。
しかし、稼ぐためにはいくつかの条件があります。
佐川急便で業務委託のドライバーが月50万円稼ぐ条件
当たり前のことですが、佐川急便の委託業務で多く収入を得るには、前提となる条件があります。
細かに述べる前に、まず大きな条件項目をあげます。
●長時間労働に耐えること!(一日12時間~14時間は当たり前)
●時間に追われることに耐えること
●機敏な動作で、多くの数をこなすこと
●対人関係の難関に耐えること
●すべての仕事になれるまで、2~3ヶ月、あるいは半年の新人期間の苦労を乗り越えること。
これらが前提条件となります。
最初から結論を言えば、あらゆる仕事の苦難困難が繰り替えされる新人の期間を乗り越え、すいすいと配達できるプロフェッショナルになることがすべての解決となります。
佐川急便のズブの素人の新人とベテランでは、給与も時間も雲泥の差
佐川急便の仕事は、営業所、配置される配達のエリアにもよりますが、委託ドライバー平均的には7時~9時の間に現場となる営業所に出勤して、当日の配達の荷物の積み込みを行います。
時間指定の荷物もあるためその調整にも時間がかかるため、最低1時間から1時間半の時間を要します。
それから自分の指定された配達区域へ移動して配達しはじめるのが、早くて9時。積み込みに時間がかかると10時。
しかし、新人の場合は、仕事が遅いので11時ぐらいから配達がはじまります。すると9時~12時の午前便の配達がギリギリか、あるいは若干遅れ気味となります。
すると、遅れ気味の午前中配達のお客様にお詫びしながら、12時~14時までの午後の配達便を平行して行います。
それも遅れ気味になると、次の時間帯14時~16時、16時~18時の時間帯の配達も数は減ってゆきますが、遅れ気味になり、食事をとる時間もなく、今度は、19時~21時の夜の時間帯の配達が待ち受けます。
それだけではなく、配達しながら、不在のお客様のところには「不在表」を置いてゆき、そのお客様から夜の便への再配達の以来の電話がなったり、問い合わせを受けたカスタマーセンターからの指示により19時~21時の夜の便への再配達の対応をしなければなりません。
そういうわけで、新人の場合は、配達するための道順、番地がわからずに遅れるために、当初は一日30件~50件を回るのがやっとです。
仮に50件回るとなると2割~3割程度は不在となるために、配達が完了するのは30件前後です。これを繰り返して3ヶ月ぐらいでようやく100件程度、早い人で150件程度回れるようになります。
佐川急便の業務委託の場合は、ざっくり平均で一個あたりの荷物の単価が(地域、営業所、大きさ等、代金引換等によって価格は変わります)180円と考えますと、当初は30個だけ配達を完了したとなると一日あたりの売り上げが180円×30個で、5,400円ということになります。
しかし、だんだん修練して一日50個で配達完了で9,000円、80個で14,400円、100個までいけると18,000円ですね。実際には夜間便、代金引換等その他を加えるとそこそこベテランの方は一日200件回って150個配達完了で、一日27,000円の売り上げというわけです。これを単純に月の稼動を25日とすると、675,000円の売り上げになるというわけです。正直なところ、ここまでくるには、慣れる人と慣れない人に明らかに分かれます。
もっとも、最初から別の配達系の会社や、運送系の会社等、似たような仕事の経験のある方は習熟度が早く、早い人は一週間で配達の土地勘まで覚えてすいすい配達してしまう、という方も、少なくはありません。
佐川急便業務委託の実際の手取りはどのくらいになるのか
業務委託の場合は、給料というよりは「売り上げ」として支払われます。あくまで個人事業主ですので、福利厚生などの天引きもありません。
業務委託が車をリースした場合の計算をしてみます。
手持ちの車両がない場合で、車のリース料、保険料を差し引きます。
習熟度の違いよる月間売り上げを下記の2段階に大きく分けます。
●3ヶ月耐えてある程度仕事になれた場合(1日120件程度回り、80個配達完了)
180円×80個×25日=360,000円-30000(車両リース料)-15000(保険料)=315,000円
●熟練で元気でガツガツ稼げる場合(1日200件程度回り、150個配達完了)
180円×150個×25日=675,000円-30000(車両リース料)-15000(保険料)=630,000円
車両リース料や車両保険の額は、佐川急便直接の業務委託か、あるいは協力会社を通した委託かで若干前後いたします。また、その他、それぞれガソリン代、オイル交換代(2ヶ月に1回程度)は個人の実費となります。
上記でわかりますとおり、ある程度仕事になれベテランになれば、仕事や体力的な負担も軽減され、効率よく配達できるため、売り上げがあがり、固定の経費を差し引いても十分納得できる金額を得ることができます。
そして、慣れてしまえば、社員と違い、比較的自由に自営業者として納得行くまで稼いで行くことができるわけです。
佐川急便で覚悟すべきは長時間労働に絶えられる体力と健康維持と図太いメンタル
ともかくはじめて配達の仕事につく人が佐川急便の委託はじめるなら、まず覚悟すべきなのが労働時間が長いこと。最初はぜんぜん仕事できないから、まず積み込みにスゴイ時間がかかる。
当初の3日ぐらいは先輩の車に同乗しての研修があるけど、ある程度仕事の過程を覚えたらいきなり一人立ちですからね。
積み込みは普通の人が1時間なら、ド素人は2時間と考えた方がいい。よって、12時までの午前便を間に合わせるなら最低10時前には出発したいので8時前には出社が必要ですね。
また土曜日は午前便がすごく多く、平日の2、3倍あるのでさらに早く7時前に出社しないと積み込みが間に合わない。
それで、配達しはじめるんだけど、まず最初は地図の見方がわからないので、ともかく時間を食う。
ベテランの人がすいすい30分で終わるのを2時間も3時間もかけて当初は配達していた。
最初は積み込みの数が少ないので何とかやれたけど、それでもたった50件回って、朝の8時出勤で、営業所に戻って帰宅するために出るのは10時過ぎ。
家にかえると11時で、風呂は行ってご飯食べる時間が1時間で、そのままぐったり寝てしまって、気がつけば朝の6時で出発の準備。これが毎日繰り返される。
業務委託の基本の休みは、週1回ですが、無論疲れているので、一日中寝て休みは終わる。うれしいのがゆっくりご飯を食べる時間があるだけで、食べ終わったら、また寝てる。なんか自分が動物なのか、と思うくらい寝てる。
それでも、一ヶ月たったらそこそこ動けるようになり荷物も徐々に増えてゆく。また働いた翌月に振り込まれる金額も、当初想定していた金額よりは多く。
さらに、2ヶ月、3ヶ月後になると、金額が30万円を超え、半年後には40万円ぐらいにはなったか。すごい大きな金額ではないけど、転職やらアルバイトを繰り返していたときよりは、安定した収入で、なおかつ使う暇がないので、お金は貯まりましたね。
結局、一年やって、本当にお金を使う暇がなかったので、200万円程たまりました。それを資金に、ずっとやりたかったネットの仕事につくためにスクールに3ヶ月通うことができ、今は、多くはないですが安定した収入をインターネットの仕事で得ています。
「また機会があったら来てください」と係長には言われたけど、正直、結構キツいんで、どうかなとは思います。が、もし経済的にすっごい危機一髪の場合でしたら、仕事一通り覚えたので、期間限定ならやってもいいかな、とは思います。
初めての方なら、アルバイト気分では難しいと思います。絶対稼いでやる、という気持ちではじめて一年間はやってみれば、結果ほとんどの人が金額的には納得できるのではないか、と思います。
(佐川急便業務委託サポーター1年間経験者 談)
結論 佐川急便で健全に稼ぐなら、働き方の選択肢を知ろう!
佐川急便の業務委託で稼ぐには、ドライバーとしての技術、慣れが大きく影響します。
配達を全くはじめてはじめる「新人」と、ある程度「慣れている人」では、稼げるスピードが違うので、佐川急便の業務委託での働き方を直接契約の委託か、協力会社との契約の委託か、以下の2つの道があると考えて、自分に適している方を選ぶのが無難と考えられます。
佐川急便の業務委託募集に直接応募して契約(熟練派)
配達業務の経験が他社であるか、類似する車両を運転しての仕事の経験がある方は、割合すぐに即戦力になりえるので、直接契約での応募をするのがよろしいかと思われます。
また車両を持っているのでしたらリース料金もかからないので、売り上げから手取り分が増えます。
佐川急便の提携会社の募集に応募して契約(素人派)
全く経験なく、また車両を持たない人が初めて配達をする場合は、車両をリースする必要があり、また運転の仕方、配達に伴う知識と技術、地図の見方、車の止め方など様々な知識や経験を経ないと、納得のゆく稼ぎに至るまで時間がかかります。
時間がかかると仕事量が増えないため、売り上げも増えないため、さらに納得がゆかなくなります。
佐川急便の各営業所には、数社の協力会社が契約しており、その契約者が業務委託のサポートドライバーとして働いています。
協力会社を介しての契約業務のメリットは、社員ではなく同じ業務委託の先輩や中小企業であるため社長自らが同乗して丁寧に指導してくれることがあげられます。
また、協力会社によっては非常に契約のメンバーが大切なため、新人当初荷物が裁ききれない場合のサポートや、いざというときの車両や荷物トラブルにも親身になってサポートしてくれる会社があります。
佐川急便の業務委託は自営業です、最低限の開業資金が必要です
直接での業務委託契約、協力会社での業務委託契約で若干金額は変わりますが、
自営業としてはじめるためには、下記の開業資金が必要です。
営業許可申請・印紙代 35000円前後
貨物保険 1000~12000円前後
計 およそ35,000~45,000円
夢と本気あれば新人でも佐川急便で稼げます
何の仕事においては、お金を稼ぐのは簡単ではありません。必ずリスクがあります。
ですが、もしかしたら本気で起業するためにお金を稼ぎたい、という方には佐川急便は向いているかもしれません。
夢を追いながら、本当にお金がない。本気で人生を変える気があり決意もしているが、ともあれ目の前に先立つものがない!とい方には、真っ先に佐川急便をお勧めします。
佐川急便の業務委託は自営業としてはヘビーな部類に入ると思います。同じ自営業の募集の中には「たった○○日で○○○万円稼げる法則」のような情報があったりもします。しかし、稼ぐためにはリスクが必要です。
あなたが遭遇したミラクルな起業の話のその先には、ほぼ法外な準備金や授業料、加盟料が待ち受けています。
しかし、佐川急便に関しては、本気、やる気、夢、そしてわずかな準備金と運転免許証だけがあれば、必ず稼げます。
あなたが、将来年収1千万円、いや億の稼ぎをしたいというならば、今の状態のままではまず無理でしょう。まず最低限お金がある、という安定した状態を作り、じっくりと次の戦略を考える必要があります。
安定していると周りがよく見えてきます。地平線が見るようにどこに向かって歩いてゆけばいいのか、考えたり調べたりする余裕がでてきます
もしあなたが、今の勤めをやっていても、どうにもならない、けれど絶対に上を目指してやろう、という状態で、最低限の体力と気力、そして夢があるのならば、人生の逆転の仕事の候補として、佐川急便を一年ほどやってみることも、輝く将来への可能性となるといえるでしょう。
無論、佐川急便も長く勤めてもらうことを願っているので、一生稼いでいける仕事として出会いとなれば、それはまたよし。
50万円を稼ぐ具体的な方法を見ていきましょう。
1.効率的なルートの確立
配送や集荷のルートを効率的に組み立てることが大切です。地域の特性を理解し、最短距離や交通事情を考慮してルートを計画しましょう。時間を無駄にせず、効率よく仕事をこなすことで収入アップにつながります。
2.顧客とのコミュニケーション
お客様とのコミュニケーションを大切にしましょう。丁寧な対応や配達時の挨拶など、信頼関係を築くことが重要です。リピーターを増やすことで収入の安定につながります。
3.サービスの質向上
サービスの質を向上させることで、お客様からの評判がアップします。配達の迅速さや商品の取り扱いに気を配ることで、満足度を高めることができます。質の高いサービスは口コミで広がり、新規のお客様を呼び込む効果が期待できます。
4.スマートな運用
仕事の運用をスマートに行うことで、時間のムダを省くことができます。スケジュール管理やアプリを活用して作業を効率化しましょう。
以上のポイントを押さえて、佐川急便の業務委託・サポーターとして月50万円の収入を実現しましょう!本物の体験に基づいたアドバイスですので、ぜひ実践してみてください。成功への第一歩が踏み出せることでしょう。頑張ってください!
まとめ
佐川急便の宅配の仕事は、始める当初は配達する時間帯が決められたりしているので、時間に追われてたり、あるいはクレームが来たりと、様々な困難な局面があったりしますが、3か月もすると、体が慣れ、また配達地域の道を覚え効率が増してゆきます。
遅い人でも半年は頑張ってみれば、一日130個~150個の配達が可能になったりします。(決められた配達エリアにより若干の運、不運はあったりしますが)
一度慣れてしまえば、手に職をもったもの。地図の見方も覚え、全国どこででも配達できるようになります。
もしあなたが、自分自身の力でそれなりの報酬を得られる仕事をしたい!と主ならば、佐川急便を選ぶのも、一つの大きな選択肢ではあると思います。
#佐川急便 #佐川急便稼げる #佐川急便50万円
コメント