働いてもお金が溜まらない人の3つの特長と効果的な対策

仕事はバリバリやって、給料も悪くない、だのにお金がたまらない人って、まあいますね。

なぜだか、なんだかお金がなくなり、月末になると、厳しい状態になったり。

同僚の社員とかに、「同じ給料で一人暮らしなのに、なんでそっちだけお金がないんだろう」という疑問を持っている人が回りにいたりします。

なぜ、「お金がない」といつも言っている人は、どんな理由でお金がなくなるのか、なぜ貯金ができないのかを実例から述べてい9きます。

「稼いでいるのにお金がない」、という人には、消費という概念だけがあり、投資という概念がない。

お金はなんのためにあるのか、という基本的な考え方の違いが、お金が増えるか減るかの瀬戸際となります。

実際に、サラリーマンの営業マンがいるとして、毎日毎日商品やサービスを販売してお金を稼いで会社に納め、その利益の配分を給料としてもらっているわけです。その時点では、その人は、商品やサービスをお金変えるという考え方がしっかりできている。だからこそ、きちんとした給料がもらえるわけです。

しかし、いざ、月末にいざ給料を手にした時点から、自分が手にしたお金の運用の仕方が、ただの消費になってゆくことから、お金がたまらなくなります。

「お金はもらうもの」使うものと考えていることが原因。お金を手にした時点で間違っている。

生まれた家が裕福か貧乏かは関係ない、「お金をもらう」「お小遣いをもらう」という考え方が子どもの頃から備わっている人は、要注意です。

よく聞く話ですが、きちんとしたお金持ちの家に生まれた子どもは、親から簡単にお金をもらえない場合があります。そのかわり、小さい頃から、お手伝いやら、雑用やら、お使いやら、で対価としてお金を給料またはギャランティーのようにもらう習慣を付けられている人がめずらしくないようです。そういう子どもは、大人になっても、必ず目の前の人に何かしらの利益を与えようとするため、出世が早かったりします。

また逆に、貧しい家庭で生まれた中で、反逆心や向上心を持っている人は、自分自身で売るものを探してきて、商売をして、なりあがってゆくケースもあります。かつての戦後の日本や、発展途上国であった東南アジアの国々の成り上がった人々が、そのケースです。

上記のような、自分の行動を価値やお金に変える、という考え方を持てない人は、どうしても、お金を増やすことが中々できません。

その人の代表的な行動をあげて見ます。

 

お金を手にした時点で「消費すること」を思い浮かべる。

本来、給料は労働した対価であり、価値としてのお金です。しかし、サラリーマンとしてお金をもらうことに慣れてしまうと、給料は「ご褒美」になります。どこか天から降りてきた天使がくれた贈り物のような。言い方は極端ですが、そういう考え方をする方は、何かに当たった感覚で給料をもらったりしています。特に、仕事がさほどハードではない、あるいは、ハードな仕事を避けている人にその傾向が強いです。

すると、その人がもらったお金はある種ラッキーなご褒美なので、すぐさま何かに使う、欲しいものを買う、という方向に一直線に進んでしまいます。それは、お酒だったり、ギャンブルだったり、趣味だったりします。

極論ですが、日雇い労働者に例えてみれば、労働したあとに現金で1万円をもらったとしたら、すぐさま立ち飲み屋へ行って、グイっと一杯という感じですね。

別に悪いというわけではありませんが、同じような感覚で、スイーツを食べたり、外食したりする人もいるでしょう。自分へのご褒美、というわけですね。

このご褒美が毎日続くと、ただの浪費になるわけです。

自分が使っているお金の金額を考えない。

以上のように、日々、お酒を飲んだり、遊んだり、自分へのご褒美をちょこちょこあげている方は、大きなお金を使いませんが、同時に、使っている金額を考えたり、計算したりしません。

まあ、いいだろう、と仕事帰りに毎日1500円づつ一杯飲み屋で過ごしている人は、単純計算で週5日、月20日を1500円づつ使うと、月額30000円になります。週に1、2回、2軒目に行ったり、そのあとパチンコにいったりすると、平気で5~6万円になったりします。そのほか、宴会に参加したり、いろいろ遊んでいると簡単に月10万円は飛んでいきます。

(え!)

月末になると、お金がなくなります。

すると、次のご褒美の給料日が待ち遠しく、そして、その日がくると、さて、一杯いくか!となるわけです。

永遠にお金は溜まりません。

(は~)

 

この世は消費の欲望だらけ。
消費するより、消費させるのがお金のプロフェッショナル。

家を出れば、駅から電車にのって会社につく。その周りには、飲食店、パチンコ、パチスロ、ギャンブル、ナイトクラブに、キャバレー、あるもののほとんどが、消費させるための娯楽施設だ。

今一度スマホのポータルサイトを見てみれば、動画配信、音楽配信、マンガ配信のサービスがゴマンとある。さらにはスマホゲームが花盛りだ。無料ではじめて、知らず知らず乗せられて課金してしまう人も少なくない。というよりも、たかだかゲーム配信のトータル課金額が100億単位がくだらないとうのも驚きだ。

このように、世の中すべてが消費=欲望を喚起してお金を使わせる、装置で溢れている。

フリーター便利屋からの一言

かくいう私も、便利屋稼業をはじめた頃、パチンコ屋の成りすましの仕事を請けたことがある。荘、朝一番開店前の一時間前に、仲間の便利屋数名と新装開店緒パチンコ屋に並ぶのです。「早く開かねーかなー」とか呟きながら、競馬新聞なんかを読んでいるわけです。それで、パチンコ屋の店長と直取引なので、ギャラは一回当たり最低9000円。何にもしないで、だだヒマそうに立っているだけでですよ。それで、その後について並んでいる人たちは、一人最低1万円以上は、パチンコでスっちゃうってわけです。

そう、欲望を掻き立てたほうはタダのような仕事でお金を稼ぎ、書き立てられたほうがお金を消費しちゃう、ってわけですよ。

じゃあ、欲望に弱い人は、どのようにすればお金が溜まるんだろう。

お金が溜まらない人は、数字の記録やチェックをほとんどやっていない。

しっかりした経営をしている企業は、経理もしっかりしています。同じように、健全な暮らしを過ごしている家は、必ず誰かが家計簿をつけています。

また、家計簿をつけていない人でお金が溜まる人は、例えば社長や会社のオーナー、店のオーナーでもそうですが、必ず自分の変わりに経理の担当をつけています。企業でいえば、税理士や会計士がその役割を担っています。

お金が溜まらない人は、このようなお金の記録を全くつけておらず、銀行口座に入ったお金を、現金にして無造作に使ったり、クレジットカードでどんぶり勘定で支払ったりして、様々な浪費を行っています。

消費する期間と期限、金額の上限を設定すれば、格段とお金が溜まります。

お金が溜まらない原因の大元は、ただ無造作に目標設定もなくお金を使うことが普通になっています。

お金を貯めたい、と思うのならば、今一度、期間、期限、上限、そして予算の計画を立てることが大切です。

●現状の月間の収入はいくらか。

●月間の最低必要経費(家賃、光熱費、通信費)はいくらか。

●それらを差し引いた金額の中から、1ヶ月に貯めておきたい金額は。

●1ヶ月の金額目標が出来たら、遡って一年後に貯めて置きたい金額を決める。

●実は、将来お金をためてやりたいことを明確にする。(クルマを買う、独立開業、なんでもいい)

 

消費も、人生も、旅です。計画と予算を決めれば、楽しく、安心して人生を楽しめます。

今、あなたにある程度安定した収入があって、ぼんやりとしながらも、将来やりたい目標があるのならば、それに向かって旅をしていると想定してみましょう。

大海原を航行する船と考えれば良いです。

目的地につくまでは、水も食料も燃料も必要です。

およそ何日で目的地につくのか、今、自分にある環境の中で得られる収入を日数で割り算してみましょう。

毎日使えるお金が出てきます。

その中の何割かを、貯金箱に貯金するつもりで節約してみては。

1年たったとき、あなたは、航行先にたどり着き、今のオンボロの舟を乗り捨てて、新しい舟を手に入れることができるようになるでしょう。

そんな旅を、楽しんでみてはいかがでしょうか?

夢の旅へ。

 


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