
警備員の仕事をしていると、どうにもやる気が出ない日がある。
朝からだるい。現場に向かう足が重い。別に大事件があったわけでもないのに、気持ちが空っぽみたいな日だ。
そんな日は、「こんなんで一日もつのか」と自分でも思う。だが、警備の仕事は気分だけで休めるものでもない。結局は現場に立ち、車を見て、人を通し、事故なく終えるしかない。
目次
警備員にやる気ゼロの日があるのは普通
警備員だからといって、毎日きびきび元気に働けるわけではない。人間なのだから、眠い日もあれば、気持ちが沈む日もある。むしろ、屋外勤務、単調作業、天候の影響、人間関係の気疲れが重なる仕事だから、やる気ゼロの日があるのは自然だ。
大事なのは、やる気を無理やり作ろうとしないことだ。
「元気を出さなきゃ」と思うほど、余計にしんどくなる。そんな日は、元気じゃなくていい。ただ、事故を出さないことだけに集中する。それで十分だ。
乗り切るコツは「最低限の動き」に絞ること
やる気がない日に必要なのは、完璧な働きではない。
まずは、あいさつをする。誘導棒をきちんと持つ。周囲を確認する。声を出すべきところでは出す。この基本だけを淡々とやる。
今日はヒーローにならなくていい。
ただ、ミスを減らす。これだけで現場はかなり乗り切れる。警備員の仕事は、派手な成果より、何も起きないことに価値がある。やる気ゼロの日ほど、この仕事の本質が見える気がする。
警備現場では「一日」を小さく刻む
朝から夕方までを思うと長すぎて嫌になる。そんなときは、「次の休憩まで」「昼まで」「あと一時間だけ」と小さく区切る。これが意外に効く。
人間は、一日全部を背負うとつぶれそうになる。
だが、一時間なら何とかなる。
昼までいけば、また少しだけ気が変わる。缶コーヒー一本で持ち直すこともある。警備員の現場は、根性より、この細かい刻み方のほうが役に立つ。
どうしてもつらい日は「辞める」ではなく「やり過ごす」
やる気ゼロの日に考えることは、たいてい極端だ。
「もう辞めたい」「向いてない」「人生終わったな」などと思ったりする。だが、そういう判断は、だいたい疲れているだけのときが多い。
本当に決めるのは、休みの日でいい。
現場の日は、結論を出さない。
今日はただ、やり過ごす。無事に終われば、それで勝ちだ。警備員の仕事は、ときに前向きさより、持ちこたえる力のほうがものを言う。
警備員の仕事は、やる気より「続ける技術」
結局のところ、警備員の現場を支えているのは、熱血だけではない。
気分が乗らない日でも立つ。少しだるくても声を出す。面倒でも周囲を見る。そういう小さな積み重ねだと思う。
やる気ゼロの日でも、現場を事故なく終えたなら、それは立派な仕事だ。
むしろ、そんな日に踏ん張れる人ほど、現場では強いのかもしれない。
今日もまた、そんなふうに自分に言い聞かせながら、なんとか一日を終えるのである。
必要なのは、完璧な気合いじゃない。
無事に終えるための、静かな粘りだ。
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