工事現場で警備員をしていると、現場ごとに雰囲気がまったく違います。
しかし実際に勤務していると、「この会社はやりやすいな」と感じることもあれば、
「正直、もう入りたくない」と思う会社もあります。
今回は、その違いを現場目線でまとめてみます。
目次
やりやすい会社の特徴
- 指示がシンプルでわかりやすい
→「ここを止めて、車が来たら誘導してね」程度。無駄がない。 - 現場の人間関係がギスギスしていない
→職人さんが「お疲れさま」「ありがとう」と声をかけてくれるだけで全然違う。 - 安全第一の意識が共有されている
→警備員も仲間として扱ってくれる。
こういう現場は本当にやりやすいです。警備員のモチベーションも上がります。
やりにくい会社の特徴
一方で、「嫌われがち」な会社も存在します。
現場でよく名前が挙がるのが 大手の某電気設備会社(例:●●工)。
なぜか?
- 上から目線の態度
→「俺たちは元請け、大手。警備は下請け」みたいな雰囲気を出す。 - 指示が細かくて曖昧
→「もっとしっかりやれ」と言うけど、具体的にどうすればいいかは言わない。 - 感謝の言葉がない
→現場を回しているのは自分たちだけ、という空気。
こうなると、警備員は「ただの邪魔者扱い」されている気がしてしまいます。
対処法:やりにくい会社とどう向き合うか?
- 割り切る
→「給料のために働く」「時間で区切られた仕事」と思って淡々とこなす。 - 味方をつくる
→現場の職人やドライバーに挨拶して、少しずつ関係をつくる。
→すると、大手の社員より現場の人が助けてくれることも多い。 - 自分の成長の場ととらえる
→「やりにくい現場を経験したから、次は余裕が持てる」と思う。
まとめ
工事現場の警備員にとって、会社の雰囲気や担当者の態度は働きやすさを大きく左右します。
- やりやすい会社=感謝とシンプルな指示
- やりにくい会社=上から目線で曖昧な指示
でも、どんな現場にも共通するのは、警備員が現場を支えている大事な存在だということ。
たとえ「弱者」の立場であっても、自分の仕事に誇りを持つことが最強の戦略です。