ブラック企業に出会った時の対処法は、さっさと新たな世界へ逃げろ!

隠れブラック企業と言われてもピンと来ない方もいらっしゃると思いますが、多くの体験談からブラック企業に就職してしまったために、精神的にも時間的にも苦しい想いをされた方がたくさんいます。

ブラック企業とは言っても、それはさまざまです。が、そこで働く人にとっては人生の大切な時間の中で大変な痛手になっている方もいます。

それでもブラック企業にはまってしまった時はどうすれば、いいのか。

その答えは、さっさと逃げろ!つまりとんずらです。

しかし、心優しいあなたは両親の呵責に耐え切れないのでは。では、そんな時はどんな考え方をするべきかをシンプルにお伝えします。

ブラック企業は、あなたの「労働と時間」を「安く」手に入れたいだけ。「求人は仕入れ」ということを念頭に考えよ!

最初からヘビーなことをいいますが、まず「就職する」という概念を根底から考え直してみたほうがブラック企業に遭遇しない確率が高くなります。

長く成長を続ける企業は、会社員、あるいは従業員全般、つまり人材を「人財」といったりします。つまり、人は「財産」であるという考え方ですね。また、人徳の長けた経営者は「社員は宝」とも言ったりします。

しかし、ブラック企業は、会社員を労働者、あるいは会社の働く「部品」のように考えています。つまり「人を雇う」ということは、人の「労働を買う」という考え方で人材募集をします。

その場合は、従業員=労働力(時間×能力)という商品である考え方をします。つまり、同じ価格の商品だったら、なるべく「費用対効果」の高いものを部品として買いたいと思うわけです。

運よく、ホワイトな会社に出会えば、その会社はあなたを未知の輝きを放つ宝石の原石と考え、ダイヤモンドとなるように様々な教育システムで輝かせ、能力を発揮させ、会社としての売り上げに貢献できるよう育てます。

しかし、ブラック企業は、今、現在、自社の仕事の「直近の売り上げ」を上げるためだけに、即戦力としての従業員としてあなたを求めます。そのため、あなたの現在の資質、能力、労働力だけが評価されるのです。

一言でいえば、ブラック企業にとっての人材募集は人という部品の「仕入れ」と考えればわかりやすいです。

ブラック企業の価値観は一つ、「高いか、安いか」。

ブラック企業の特徴はさまざまありますが、以下に代表的にあげられます。

  • 長時間労働
  • 休日が少ない
  • 給料が低い
  • 最低賃金を下回っている
  • 離職率が高い
  • 完全なトップダウン
  • パワハラ・セクハラ
  • 残業代が出ない
  • 社内行事(朝礼等)が宗教的

単純に言えば、

  • 社員という部品を一定の金額で安く(雇用)リースする
  • 一定の時間でなるべく多く稼働させる
  • 経営側の好きな風に扱い、言うことをきかせ、売り上げに貢献させる。
  • そして、言うことを聞かない、あるいは仕事がダメなら、すぐ切る
  • 法令上すぐ切ることもできないので、止めたくなるように苦しめ、自発的にやめさせる。
  • いつでも仕入れられるように、求人広告をなるべく安く出しておく。

このループが単純に繰り返されるのです。

ブラック企業、出社初日からビリビリ体感

実際、筆者も、転職回数は、業務委託、請負等を含めば、実に20回を下らない。その中でも、やはりブラック企業との出会いは、苦い思い出であり、無駄な時間と労力を使ったといえる。

仕事がない。貯えも底をつきそうになり、苦しい重いをして、転職サイトを検索しつづけ、いくつもの会社に応募してみたけどなかなか面接までいけない。

ようやく最後の最後、何故かたった30分ぐらいの面談で「採用」の通知をもらった。給料は、高くはないが安くもない。そこそこの値段で、残業は一切なし。ボーナスもなし。

約束の日にいそいそ出社する。

で、入り口からオフィスに入ると、当初の面接した女性は見当たらず、社内の空気が妙に悪いのがすぐわかる。

部長と言われる自分よりも若い男性が現れ、挨拶もほどほどに、デスクに呼ばれて、いきなり書類とマニュアルを渡され、

いきなり「まず全部読んでやってみて」と言われる。

結局、何の指導もなく、電話営業の仕事をやらされる。

既存の社員は、ほとんど話もしないでもくもくと仕事をしているが、全く笑顔も挨拶もない。本当にこの会社大丈夫なんだろうか?

と想いながら、あれよあれよと月日が立ち、気が付いたら一か月。何とか、仕事を続けているけど、一人二人といなくなり、また新人が入ってっ来る。

妙に乾いた空気のオフィス。

これ、もしかしたら、ブラック企業じゃあ。。。。

で、あっさりと、辞めた。

さして引き止められもせず、ただ一か月分の給料を受け取った。

今思いが、一か月にでやめてラッキーだった。

その後、思い立ってネットでその会社のことを調べると、まあ、でるわでるわ、「ブラック」な評判が。。。

⇒その企業がブラックだと判明した転職サイト

ブラック企業オーナーは、外部の何かに支配されている。

ブラック企業と一言でいっても、その内容や形は様々ですが、経営体質的には、ほぼすべてのブラック企業に共通することがあります。

それは、

「何者かに支配されている」

ということです。

その何者か、というと、

ワンマンオーナー、株主、親族経営、親会社、等の外部の要素です。

つまり、その会社の経営の背景には、個人的な強い権力が働いていることが多いです。つまり操られているわけです。

オフィスに社長がいても、その社長に全く権限がない会社。

逆に、社長が入ってくると、いきなりオフィス全員の社員が立ち上がり、両手を横につけて「おはようございます!」と大声で挨拶し、敬礼をする会社。

ブラック企業と呼ばれる企業の中には、一代で名を成した方もいらっしゃいます。そういう方は一概に社員に対しては、厳しいか、あるいは寛大な心をもっているか、非常に極端です。

それをひとことで言えば、宗教的、と言えるでしょう。それを、一般の経営者層は、「経営理念」と言います。宗教的、というのは、それが巨大化したものと考えていいでしょう。

まとめて言えば、

ブラック企業は、外部の権力(裏オーナー、親族等)、あるいは「宗教的」なものに支配されているのです。

代表的な企業が、ワタミという会社です。

創業者の渡邉美樹氏は、貧困で苦しんだ学生時代から佐川急便の激務に耐えて資金を貯めて、ワタミという会社を一人から立ち上げ、創業当時は素晴らしい経営者と各方面から絶賛されました。

しかし、そのワタミも、企業が成熟してゆくと、企業理念が突出してしまいます。

渡辺社長が社員に対して「死ぬまで働け」という言葉は、自らの体験から来た成功法則の基本であり全体的な社員たちの出世への励みになりました。

しかし、無理がでてしまい、一人の社員が過剰労働を苦に自殺し、訴訟が起きてしまいました。

ワタミの企業理念も、お客様への感動サービスも、本来素晴らしいものです。しかし、これも創業者の哲学が行き過ぎ、ワタミにブラック企業という刻印を押してしまいました。

ハローワークの落とし穴

意外な事実ですが、ブラック企業はハローワークの求人をよく使います。

その理由もまた簡単!

お金がかからないからです。

通常、一般の転職サイトで求人募集をすると、一番簡易なものだと、最低20万円以上、ある程度枠を広げると100万円以上のコストがかかる場合があります。

それに比べて、ハローワークの求人は行政機関であるために、全くお金がかかりません。

そう!当初から申し上げたように、ブラック企業の基本は、「安く」労働者を買い求めることです。つまり、質よりは、量を、つまりなるべく多くの求人の応募者を何度も簡単に募るハローワークは、大きな味方なのです。

また、求職者にとってハローワークは公的機関ですので、ブラック企業であろうと、ハローワークで募集している企業は優良な企業に見えてしまいます。

企業からすると採用コストを減らせるので、ハローワークはありがたい存在です。特に、常に人材不足のブラック企業は、無料で掲載できるハローワークを積極的に利用します。

さらに、ハローワークの求人欄には説明内容が制限されており、また基本的に紹介はアドバイザーの紹介状が必要な場合があります。公的機関で人が介在しているが故に、求職者にとっては信頼度が高くなるというわけです。

ハローワーク、転職サイト、それぞれの良し悪しがある

ではせっかくの行政機関であるハローワークも信頼ができないのか、というわけでもありません。コストをかけない、というだけではなく、公的機関であるが故に良心的で優良な人材が集まることを期待して、ハローワークに募集をかける企業も沢山あります。

一般の転職サイトがいいのかと言えば、それも一概には言えません。ただ、転職サイトで募集となると企業側の方としては、お金はかかるが問い合わせも増える、というリスクをかけても優良な人材を求めているのは確かでしょう。

それでも、大手の警備会社や、建築関係の建物管理の会社などは、人材不足が常であるため、なるべく安く多くの応募者をお金をかけてでも継続的募集している場合があります。

ブラック企業を避けるには、「転職のプロ」になり、ネットで徹底的に調べつくせ

それでは何を基準にブラック企業を避けて、転職の応募をする企業をどう選定すればいいのか、といえば、最終的には個人の選定する力が問われます。

転職することは、仕事を獲得することです。その為には、ただの素人ままではいけません。

転職期間は、あえて自らを「職探しのプロ」にするつもりで、徹底的に調べることが肝心です。プロになれば、その後転職に成功した後でも、その眼力は必ず役に立つでしょう。そう、転職自体を自分のスキルにするくらいの覚悟で調べるのです。

ブラック企業や詐欺の会社が今何故にこれだけ横行するのかといえば、ネットというフレキシブルな情報ツールをフル活用しているからです。

一番大切なことは、自分が応募しようという企業をネットで奥の奥まで調べつくすことが大切です。

ネットでの検索方法としては、以下のキーワード検索が必須です。

  • 「企業名+評判」
  • 「企業名+ブラック」

検索結果から、口コミサイト等での応募を検討している会社の評判が出てきます。

その中での応募を検討している会社の「人間関係」「達成感」「成長感」「年功序列」といった社内ムード的なコメントで、全体の雰囲気を把握します。

さらに、「給与・年収」「残業(サービス残業等)」等の物理的な条件を見ながら、自身にとってその会社はブラックか否かを判断してゆきます。

また、ネットではその会社の意外な評判ページの最後か、次のページに出てくる場合がありますので、最低限ページの最後までをチェックしておいた方がいいでしょう。できれば2ページ目までは目を通しておくのがベストです。

ネット検索が面倒だったり、得意ではない場合は、

会社の評判に関する「口コミ」を加えている便利な転職サイトもありますので、予め登録してその中から検索するのもいいでしょう。

企業の口コミ・評判・求人が豊富な転職サイト
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ブラック企業だと自らが断定できたら、今すぐ逃げろ!

今この記事をご覧になっているあなたは、転職活動中か、あるいはもしかしたらすでにどこかの企業に転職したばかりの方かもしれません。

出勤初日から、社内の雰囲気に違和感を感じ、最初に聞いた条件や、仕事のやり方と、実際の職場のズレが気になり、何やら給与が納得いかず不可思議な朝礼や、社内の作法についていけず、やけに労働時間が長かったり、時間は長くはないが、その割に精神的な疲れが非常に強く、帰宅しても何もやる気にならなかったり、果ては心だけではなく、身体に及ぶような体調を崩して

ともかく、不安で納得行かない状況にいる方へ。

あなたがいる会社は、ブラック企業なのかもしれません。

いや、社内で働いている方は、何年も続けて働いている人も多い、と感じていて、休暇をとったり、退社を考えていても、ためらっている方は、いま一度、あなたのデスクや職場の回りの人たちの立ち姿や表情を思い返してみてください。

入社半年の人、入社1年目の人、入社5年目の人、入社10年目の人、さまざまな人がいます。

その方たちは、あなたの将来像です。

あなたは、その会社にいてそのやり方で仕事をしていると、あの人たちのような顔や表情や姿になります。

素敵な方々ばかり、颯爽と仕事ができる人ばかり、それでしたら是非仕事を続けるべきでしょう。

もし、面接に行き、一見面倒見のいいような採用担当者、あるいは経営者が直接面談し、ろくな条件や説明もないまま、たった一回30分の面談で「採用です」と言われて、不審に思いながらも、早く職について稼ぎたい!と焦っている方は、いま一度、その企業を調べ直してみてください。

⇒企業の口コミサイトで納得ゆくまで調べ直す

調べ直して、やはり「違う!」「ブラックだ!」と直感で感じたら、すぐさま辞退することも一考です。

無論、あなたの人生です。その企業でやっつけでも働いて稼ぐことも一つの生きる方法です。

ブラック企業で働く未来は、自分自身がブラックになること

詐欺師が経営する会社に入ったら、知らないうちに自分が詐欺の営業をし、次は自分自身が詐欺の営業会社を立ち上げてしまったという事例はよくあることです。

ブラック企業が詐欺とは断定しませんが、少なくともブラック企業異勤め続けることは、いずれ肉体・精神共に大きなダメージを受けることに繋がります。そして、もし自分自身がその仕事に耐え抜き、居心地が良くなってしまった場合は、その人は、ブラック企業の一員ということになります。

仮に経営者に見込まれ、昇進し、子会社の経営を任され社長になったとします。すると、その人は、ブラック企業の社長ということにあり、あらたにブラック企業に勤める社員を募集します。

つまり、ブラックブラックを呼び、ブラックを広げ、ブラックな社会を構築するのです。

ブラック企業がチェーン店化、フランチャイズ化する。

考えても恐ろしいことです。

そういう意味で、もしもあなたがブラック企業に勤めていたり、関わってしまった場合は早々に転職することをおすすめします。

弱者には弱者の転職戦略を

もちろん、40代、50代、60代、ということで年齢に悩む方もいるでしょう。

逆に、20代で、転職を重ねた、あるいはずっとフリーターだから、というブランクやスキルに悩む方もいるでしょう。

その他、本来ITの仕事をしたいのだけど、チャンスがなかった等、仕事のミスマッチに悩む方いるでしょう。

最後に今一度言います。

ブラック企業は、そのあなたの年齢や、仕事のミスマッチ等の悩みにつけこんで、一見よさそうな雰囲気で募集をかけるのです。

今は、完全にインターネットの社会です。情報はウィンドウズ95が発売された1995年よりも、何億倍も飛び交っているといわれます。

その情報の拡散やスクランブルに漬け込んだのがブラック企業であり、詐欺会社なのです。

だからこそ、あなた自身が的確な情報を得るツールを使い切る必要があるのです。

是非、いま一度、あなたの行くべき仕事の道を調べつくしてみてください。

⇒企業の口コミサイトで納得ゆくまで調べ直す

⇒弱者の転職戦略を調べる

必ず、道は開けます。

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